投資家K.U.Iこと近藤勇一です。

こちらのFXの自動売買ツール(EA)について、実際に寄せられている口コミと評判、その真偽や検証パフォーマンスなどを取り上げていきます。

Master Piece FX(マスターピースFX)

販売URL:https://tamura-master.s3.amazonaws.com/system/top/it.html

・販売業者:クロスリテイリング株式会社、TK Trading、タムラヒロシ
・所在地 :東京都墨田区錦糸一丁目2番1号
・連絡先 :03-5244-5377


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この「Master Piece FX(マスターピースFX)」は、為替相場を対象とするFX(証拠金取引)の自動売買ツール(いわゆるEA)で、販売ページの方には、

『世界初、完全自動で勝率97.18%、341連勝』
『最大ドローダウン3.46%』
『15年間負け知らず。』


といった、パフォーマンス面での数字が並んでいます。

ただ、販売ページ内で公開されている「トレード実績」にあたるものは全て、チャート画像にエントリー&クローズのポイントを記載しているだけの

『信憑性が薄い(というより「無いに等しい」)もの』

になっています。



このような「後付け画像」は幾らでも作れるものですが、この「Master Piece FX(マスターピースFX)」の販売ページには、このような形の「後付けでどうにでも作り出せる実績画像」しか掲載されていません。

実際に売買(トレード)を行った事を確認できるトレードの履歴や実績画像などは、1つも掲載されていないという事です。

つまり、この「Master Piece FX(マスターピースFX)」はもとより、この開発者?にあたる「タムラヒロシ」という人物個人の「リアル」なトレード実績などは、この販売ページには何1つ掲載されていないわけです。

もちろん、そのようなトレードの売買履歴や実績画像なども、いくらでも捏造が可能なものですが、それでも、そのようなものが「何も示されていない」という状況は、

・この「Master Piece FX」でリアルな運用(トレード)は全く行っていない
・公開されているパフォーマンスは全て後付けのバックテスト結果でしかない


という事が、ほぼ確定的と判断せざるを得ません。

つまり、この「Master Piece FX」の販売ページで公開されている「勝率」や「収益」などのパフォーマンスは全て、リアルな値動きに対して実現していったものではなく、バックテスト上の数字をただ示しているだけの可能性が高いため、

「全くアテにする事できない数字がただ示されているだけに等しい」

ということです。

自動売買ツール(EA)のバックテスト結果がアテにならない理由。

そもそも「バックテストの結果」というのは『過去の相場を対象とする結果』でしかないものです。

もちろん、過去の相場を対象に検証やテストを行う事は重要ですし、勝率、パフォーマンス、共に、そのバックテストが上々な結果となっているに越した事はありません。

ですが「バックテストの結果」は、

『過去の相場の値動きに対する後付けで売買の条件や基準を定めていく』

という方法で開発を進めていけば、ほぼ常勝に近い自動売買のツールを作り出すような事も容易に出来てしまいます。

過去の相場の値動きに対して、上手く「常勝」を重ねられるような売買の条件やルールをねじこんで帳尻を合わせていけば、

『このように条件(ルール)で売買を行っていれば勝てていた』

というロジックや、そのようなロジックを前提とする自動売買ツール(EA)は、手間と時間さえかければ幾らでも作り出せてしまうという事です。

ですが、そのような「過去の値動きに対する強引な帳尻合わせで作り上げた自動売買ツール」が、実際の相場に通用するかと言えば、まず間違いなく通用しません。

(短期的、一時的には勝てる事もあるかもしれませんが、そのような「帳尻合わせのロジック」で勝ち続けられるなら、それこそ相場で負ける人などいなくなっているはずです。)

ただ、この手の「販売する事(売る事)を目的に作られたツール」などは『勝てているツールである事』を表面的にアピールできれば、それで売れてしまいます。

つまり、この「Master Piece FX(マスターピースFX)」のように、

・バックテストの結果のみを大々的に公開している可能性が高い
・その「勝率」や「パフォーマンス」が異常なほど高い
・実際の相場を対象に行った形のトレード実績など全く公開されていない


このようなトレードツールは、まさに「売るために作り出された見せかけの自動売買ツールの可能性が極めて高い」という事です。

「バックテストの結果」は上々で当たり前。

よって、この手の「自動売買ツール(EA)」にあたるものは、

『バックテストの結果は上々で当たり前』

と考えた上で、実際の相場を対象に行った「フォワードテストの結果」や「リアルなトレード実績」の方を重視する必要があります。

いざ作り上げたロジックやEAが実際の相場に対してどれくらいのパフォーマンスを実現できているか。

もしくは、その自動売買ツールを公開(販売)して以降、継続的にどれくらいのパフォーマンスを実現できているか。

これらを踏まえて初めて

「そのツールが本物かどうかを始めて判断できる」

という事です。

少なくとも、その自動売買ツールを公開(販売)し、それらを第3者に提供した状況にあれば「同じツールを共有している利用者が存在する状況」となり、偽りのパフォーマンスを公開するような事はできなくなります。

そういった背景もあり、この手の自動売買ツールは、

「販売前(公開前)のパフォーマンスだけが販売ページに公開されている」

というものが非常に多く、販売開始後(公開後)のパフォーマンスを継続的に公開し続けているようなものは、ほぼ「皆無」なのが実情なわけです。

これは今回、取り上げている「Master Piece FX(マスターピースFX)」も同様であり、このツールも、やはり販売開始後(公開後)のパフォーマンスは、全く公開されていません。

本来、現在進行形のパフォーマンスこそが、最も強力な販促材料になるにも関わらず、それを公開していない理由はもはや考えるまでも無いと思います。

ツールのロジックが実際の相場に通用していければ、そのパフォーマンスは散々な状況となっているはずであり、

「そんな実績を公開するとツールがと売れなくなってしまう」

というのが実情のため「公開する事ができない」わけです。

Master Piece FX(マスターピースFX)の評判・検証の口コミなど。

ただ、販売元が、そのような「継続的なパフォーマンス」を公開せずとも、今の時代は、実際にツールを手に取った利用者(購入者)が、おのずと、その実績や結果を公開してくれます。

私自身、幾つか、この「Master Piece FX(マスターピースFX)」の検証経過を公開しているサイトのトレード結果を確認しましたが、

・勝ちトレードにおける獲得pips
・負けトレードにおける損失pips


これらの割合(リスクリワード)が極端に悪く、確かに「勝率」は高いようですが、勝てているトレードの獲得pipsはほぼ数pipsほどで、負けトレードの損失pipsは数十pips、数百pipsという状況のようでした。

トレードのロジックは公開されていないため、どのような基準で売買を行っているかは不明ですが、上記のようなトレード経過から分かる事としては、

・利食いを行うレート変動の条件が極端に狭い(薄利で利確する)
・損切りを行うレート変動の条件が極端に広い(損切り時の損失が大きくなる)


このようなロジックが基本前提となっているため、当然、この条件でトレードを行えば「勝率」はそこそこ高くなります。

ですが、重要なのは「長期的に運用を行ったトータル収支をプラスに持っていけるかどうか」ですから、勝率が8割、9割でも収支がプラスにならないなら、何の意味もありません。

ですが、この「Master Piece FX(マスターピースFX)」のロジックでは、勝ちトレードで実現できる収益に対して、負けトレードとなる場合の損失が「10倍」を超えるレベルになってしまっています。

つまり、これは

「勝率9割以上を常に維持できなければ収益はプラスにならない」

という事であり、この時点で現実的な運用はかなり厳しいと言わざるを得ません。

実際に、この「Master Piece FX(マスターピースFX)」の検証を行っているサイトなどでも、最初の1、2カ月はプラスになっているケースもあったようですが、3カ月、4カ月の運用で、最終的な収支は大きくマイナスに落ち込んでいるようでした。

月単位で収支を区切っていった場合、その1カ月間で「負けトレード」が少なければ、結果的に収支がプラスになる事はあるものの、その「負けトレード」の頻度が少しでも高くなった月は大きく収支がマイナスに落ち込んでいたという事です。

このような利用者の口コミ、検証結果などを見る限りでも、今回、取り上げた「Master Piece FX(マスターピースFX)」のご購入、ご利用は『お勧めできない』という結論です。

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この手の自動売買ツールが本物かどうかの判断方法や、その基準などについては、以下のような記事でも詳しく言及しています。

こちらも是非、併せて参考にしてください。

FXなどのトレードツール、EAが本当に稼げるかどうかを判断する基準
自動売買ツールなどの「バックテストの結果」がアテにならない理由

あなたにとって「必要な情報」を存分に学んで帰ってください。

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