FXと比較してバイナリーオプションにはデメリットしかない。

 
ハッキリ言いますが「FX」と比較して「バイナリーオプション」には『デメリット』しかありません。

ネット上には、FXとバイナリーオプションの「違い」や、その「メリット」「デメリット」を客観的に比較しているように装っているサイトが数多く存在しますが、その大半はバイナリオプションの取引業者を斡旋(アフィリエイト)する事を目的としています。

もしくは、そのメリット、デメリットを正しく比較できないレベルの「素人」が、そういったサイトの内容を真に受けて、似たような比較記事を書いているに過ぎません

よって、

・バイナリーオプションで稼いだ実績などを公開しているサイト運営者
・バイナリーオプションで稼ぐためのツール、情報商材などの販売者


これらに該当するような人は99%(というか、おそらく100%)取引業者の斡旋や情報商材の販売益で稼いでいるのであって、実際にバイナリーオプションで稼いでいるわけではないと思います。

それこそバイナリーオプションの「ルール(仕組み)」で実際に稼げるのであれば、従来のFXでは、その何倍も稼げてしまうのが実情だからです。

逆に言えば、実際にFXで稼げているような「本物のトレーダー」や、そのメリットとデメリットを正しく比較できるレベルにある人であれば、まず、バイナリーオプションの方に資金を投げるような事はしません。

FXと比較して、バイナリーオプションが圧倒的に「不利」であり、仕組み上、そこには「デメリットしかない事」が明白だからです。

FXと比較してバイナリーオプションには「デメリット」しかない。

FXとバイナリーオプションは、どちらも「為替相場の値動き」を対象に、その「変動」を予測し、それに準じて利益を追及していくものですが、為替相場に限らず、相場を「予測」する上で行う事は、

・ファンダメンタルズ分析(あらゆる情報ソースに伴う「価値」の分析)
・テクニカル分析(値動きそのものの分析に伴う「売買傾向の分析)


このどちらかに集約されます。

ただ、どちらの相場分析を行うにしても「相場の予測」というのは、

・最終的に相場が上がっていくのか、下がっていくのか
・今、この時点から、相場が上がっていくのか、下がっていくのか


といったように「最終的な動向」か「その時点からの動向」のどちらかを予測するしかなく、長年に渡り、多くの投資家やトレーダーがこれを繰り返し行いながら試行錯誤を繰り返しています。

その上で、実際にその予測を的中させて十分なリターンを相場から抜き取り続ける事ができているのは「ほんの一握りの成功者」に過ぎません。

そして、そのような「一握りの成功者」は例外なく、自らの判断基準に沿って売買を行うと共、に相場が意図しない方向に動いてしまう場合の対処法や対策も、しっかりと立てています

ただ、ファンダメンタル分析を行っている人もテクニカル分析を行っている人も、

「○時○分までに相場がどこまで上がる(下がる)」

というような「時刻」や「一定の時間内」という前提を交えた形で相場の値動きを分析し、予測しているような人はまずいません。

そもそも、従来のFXやトレードで勝つ(稼ぐ)上で、強いて「時間」や「時刻」などを意識するような必要は全くないからです。

ですが、バイナリーオプションでは、

「○時に相場が現在のレートよりも上昇しているか(下降しているか)」
「○時に相場が○○円まで上昇しているか(下降しているか)」


このような形で「時間」や「時刻」という概念を前提に、その時間内や、その時刻の相場(レート)を予測し、的中させなければなりません。

ファンダメンタルズ分析においても、テクニカル分析においても、相場の「分析」や「予測」において、

「○○時間以内に相場が○○円まで上がる(下がる)」
「○○時には相場が○○円まで上がる(下がる)」


このような「時間」や「時刻」を絞り込むような分析基準や分析方法は実質的に「存在しない(その必要性も無い)」ため、そのルールや仕組み上、バイナリーオプションでリターンを得る条件(勝利条件)は、FXとは比べ物にならないほど、難易度が高いものになっているわけです。

「難易度」が高過ぎる勝利条件。

ただ、バイナリーオプションを始めるような人は、相場と向き合った経験もないような初心者や素人に近い人がほとんどのため、相場の予測に「時間」や「時刻」といった概念が交わる事の『重大さ』や『深刻さ』が分かりません。

相場の予測に「時間」や「時刻」といった概念が入り込む事が、どこまで、その「予測」が難しいものになるものか、それを知る由もないわけです。

ですが、その「難しさ」や、それがほぼ「不可能」に近い行為(予測)である事は、熟練のトレーダーであるほど、それを痛いほどよく分かっています。

逆に、そのような「時間」や「時刻」といった概念を交えたレベルで相場を予測するべくして、予測できるような人であれば、それはもはや相場の値動きをほぼ「読み切っている」に等しいため、従来のFXで「レバレッジ」などを用いれば、一瞬で「莫大なリターン」を実現できると考えられます。

それこそバイナリーオプションは、

「今現在のレートから○時間後に相場が上がっているか、下がっているか」

といった条件がオーソドックスであり、この条件の場合、相場がどんなに大きく予測した方向に動いていたとしても掛け金が2倍前後になる程度のリターンがいいところだからです。

また、この「リターン」に対しても、負けた場合の「リスク」は掛け金の「全額」となっているため、バイナリーオプションを推奨しているようなサイトでは、

・勝ち負けとその損益がシンプルで分かり易い
・掛け金以上の損失(マイナス)は伴わない


といったように、これを良い方向に解釈できるような書き方をしていますが、これに比べてFXが「複雑」と思ってしまうレベルの人が、相場の値動きを予測していく事など、まず不可能だと思います。

加えて「掛け金(賭け金)以上の損をしない」という事が、あたかもFXには無いバイナリーオプションのメリットのように言及されている事が多いものの、FXは、相場の変動範囲に準じたストップ注文(損切り注文)を出せるため、

「損失を一定の金額に留める(それ以上の損失は自動的にストップする)」

という前提でトレードを行う事ができるようになっています。

確かにFXでは、そのような「ストップ注文」や、相場の動きに準じた「損切り」を一切行わず、資金の大半を失ってしまうような損失を出してしまう人もいますが、それは完全に「トレーダー側の過失」でしかありません。

つまり、本来の「仕組み」の上で言えば、FXにおける損失は『最小限』に留める事も可能であり、それに対して相場がポジション方向に動いていく場合には、その「リターン(利益)」を実質的に青天井で制限なく伸ばしていく事ができます。

要するに、相場の値動きを「高い精度」で予測できるほど、

『FXの方がリスクに対するリターンの割合を幾らでも大きくできる』

という事です。

バイナリーオプションの「致命的」なデメリット。まとめ

よって、FXとバイナリーオプションでは、

・勝つための(稼ぐための)相場を予測する「難易度」の圧倒的な違い
・実質的な「リスク」に対する「リターン」の大小と割合


この2つの視点において、バイナリーオプションは、そもそも「勝つ事」が非常に難しく、また、その上での「リスクとリターンの割合」も非常に厳しいものになっています。

リスクとリターンが実質的に「固定」されたバイナリーオプションに比べて、従来のFXはリスクとリターンの割合を自らの基準やルールで定められるメリットがあり、また「時間」や「時刻」といった概念を度外視して相場を予測する事ができます。

その一点でも、実際の相場を予測する「難易度」は劇的に変わるため、その「現実」が分からないような初心者や素人が、バイナリーオプションの取引業者や、その情報商材の販売業者のカモにされてしまっているという事です。

***

よって、

・バイナリーオプションで稼いだ実績などを公開しているサイト
・バイナリーオプションで稼ぐためのツール、情報商材


これらは99%(というか、おそらく100%)取引業者の斡旋や情報商材の販売益で稼いでいるのであって、実際にバイナリーオプションで稼いでいるわけではないと考えられます。

実際に相場の値動きを分析し、予測した経験がなければ、この記事の内容がまだピンと来ない部分もあるかもしれませんが、そのような状況であれば尚の事、まずは相場を分析する事、予測する事の「現実」を知ってください。

FXに手を出すにしても、バイナリーオプションに手を出すにしても、実際に自分の資金をそこに投じていくのは、それからでも遅くないと思います。

以上、この記事ではFXに対するバイナリーオプションの「本当のデメリット」について言及させて頂きました。

是非、参考にしてください。

あなたにとって「必要な情報」を存分に学んで帰ってください。

以下に、このブログの「目次」にあたるコンテンツ一覧のページをご用意していますので、こちらから「あなたにとって必要な情報(価値がありそうな情報)」を是非、存分に収集して頂ければと思います。

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資産運用実績

2012年2月
資金2000万円で資産運用開始
2012年9月
保有資産3000万円を突破
2013年1月
保有資産4000万円を突破
目標年間利回り+100%を達成
2013年4月
保有資産5000万円を突破
2013年12月
保有資産6000万円を突破
年間利回り+50%と達成
2014年5月
保有資産7000万円を突破
2014年11月
保有資産8000万円を突破
単月収支+500万円を達成
2015年2月
保有資産9000万円を突破
2015年5月
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