佐竹祥史氏のらいおん式株式投資スクールへの参加を検討している方へ

 
投資家K.U.Iこと近藤勇一です。

今日はこちらの「株式投資スクール」への参加を検討されている方へ、株式投資の経験者として、幾つか重要な注意点などをお話しておきたい思います。

↓↓↓

らいおん式株式投資スクール

販売URL :http://kabu-s.com/school/lion/

・販売業者:株式会社ネクストラボ、佐竹祥史
・講師  :らいおんまる(佐竹祥史)
・所在地 :大阪府東大阪市桜町2番14号
・連絡先 :090-3335-4999


***

ちょっとしたルートから、この「らいおん式株式投資スクール」のコンテンツ(教材)を目にする機会があったのですが、率直な感想としては、

『良くも悪くも至って真面目な株式投資の教材』

だと思いました。

ただ、これを手にするために必要となる料金が最低ラインでも「32万円」という事ですから、この価格に見合うだけの内容かと言えば、

「そこまでの金銭的価値は無い」

と思ったのが率直なところです。

このコンテンツに講師?である佐竹祥史さんの直接サポートを180日間付けると、受講料は64万円に跳ね上がるのですが、このコンテンツがベースになる時点で、この「サポート」はあまり意味が無い気がします。

要するに、この「らいおん式株式投資スクール」は『スクール』を銘打っていますが、実際は動画コンテンツを主とする「教材」が提供されるのみで、あくまでも購入者がそれを見て勉強をする、というものです。

あとはそのコンテンツ内容について、分かりにくいところなどを、個別に質問できるという程度のサポート体制なので、スクール(学校)というほどの体制ではないと思います。

まあ、実際の「サポート」については、どこまでの質問に、どこまで対応してくれるのかまでは分かりませんが、販売ページの方には、

『具体的な取引の銘柄や売買タイミング等のアドバイスなど投資助言に該当する内容には対応できません』

とありますので、それこそコンテンツ(教材)の内容についての表面的なサポート以上は対応してもらえないのだと思います。

要するに、具体的にどういう銘柄を、どのようなタイミングで、、、といった密なサポートは一切、受けられないという事です。

コンテンツのみの32万円も私的には内容に見合わないと思いますが、そこに銘柄選定や売買についての相談が出来ないサポートが付いて64万円というは、さすがにどうかと思います。

ただ、そのサポート体制や、割高過ぎる価格帯を抜きに「コンテンツ」のみを率直に批評するなら、先立ってお伝えしたように、その内容は

『至って真面目な内容』

です。

ですから、コンテンツそのものが「勉強にならない」というわけではありません。

ですが、その内容の大半は、1000~2000円くらいのお金を出して買えるような株式投資やテクニカル分析の書籍を数冊、読み込めば、おおよそ同じような内容は学べると思いました。

以下に主なラインナップを記載していきますが、

・チャート分析の基本について
・支持線、抵抗線とトレンドラインについて
・移動平均線について(ゴールデンクロス、グランビルの法則など)
・ボリンジャーバンドについて
・出来高について
・板読みについて
・ファンダメンタルについて


これらの通り、まさに株式投資、およびテクニカル分析の「基本」とも言えるものだけが綺麗にラインナップされているという感じです。

言わば、このような「基本的な事」が8~9割を占めているのが実情で、この「らいおん式株式投資スクールでなければ学べない」というものや、講師である、佐竹祥史さん独自の「何か」が、ほぼ無いに等しいわけです。

もちろん、何事も「基本」は非常に大切ですし、上記の内容が無意味なものとは言いません。

ですが、上記のようなものは、今はインターネットだけでも十分な範囲のものを学べますし、それぞれの関連書籍を何冊か読めば、十分に網羅できてしまうレベルのものです。

それらを使った応用的な何かや、独自性のある有効なノウハウを学べるというなら、まだ価値を見出せる余地もあるのですが、少なくとも私は、そのようなものを見出す事はできませんでした。

本当に右も左も分からない人が1から基本を学ぶ分にはアリなのかもしれませんが、あくまでも「その範囲のもの」という感じです。

なので、強いて、この「らいおん式株式投資スクール」の意味(付加価値)を挙げるとするなら、

『株式投資におけるテクニカル分析の基本(上記で挙げたようなもの)を30時間ほどの動画でまとめて学ぶ事が出来る』

というところくらいではないかと思います。

ですが、既にお伝えしたようにその内容の大半は、インターネットや、数冊の関連書籍でほぼ同じ内容は学べるものです。

そのレベルの「付加価値?」に32万円、サポート付きで64万円の価値を感じるかどうか、という事になります。

私の場合、この辺りの基本的な知識は独学で身に付けてきましたし、そもそもこのようなものは「活字」で学びたい方なので、到底、この「らいおん式株式投資スクール」には価値も魅力も感じませんでした。

内容は至って真面目なものであり、確かに「株式投資」において重要な事、必要な事を学べるものですが

「32万円もの価格に見合う価値は無い」

と思ったのが率直なところです。

この「らいおん式株式投資スクール」で実際に「稼げる」のか。

その上で、この「らいおん式株式投資スクール」に参加して株式投資で稼げるようになるのかどうか、というところですが、これはハッキリ言って「難しい」と思います。

ただ、これは「らいおん式株式投資スクール」に限る話ではなく、

『株式投資は、この手の情報商材などに頼る形で成功する事は難しい』

というのが私の率直な考えです。

そもそも株式投資は、日経先物のみを対象とするような手法は別として、

「銘柄選び(どの銘柄の株に投資するか)」

という段階があり、そして、その値動きも最終的にはファンダメンタル(その企業の業績)に左右されていく現実があります。

そうなると、実際に「株式投資で勝ち続けるノウハウ」にあたるものは、

・銘柄選びの基準
・ファンダメンタル分析の基準


この2つが避けられない形となり、これについては、どう転んでも「裁量」の余地を避けられないものだと思います。

それこそ「裁量」の余地を完全に除外して、

「チャートがこうなった時、このようなタイミングで売買をすれば良い」

というような決められたルールに沿って売買を行っていく事で「勝ち続けられる」というなら、そこには『答え(勝てるノウハウ)』のようなものが「ある」と言えるかもしれません。

そして、その「答え(勝てるノウハウ)」にあたるものが情報商材などに明確に示されていれば、それを手にする事で成功できる可能性も大いにあると思います。

ですが、株式投資の場合は、そのような「決められたルールに基づく売買」の前段階として、まずは一定の条件に見合う銘柄を探し出す必要があり、その銘柄ごとのファンダメンタル分析も必要不可欠です。

要するに、決められた基準に沿った売買のルールとは別の分野で

「裁量判断が避けられない要素が株式投資には存在する」

という事です。

そのような「裁量判断が避けられないもの」は『これ』という「答え」のようなものを一概に示せるものではないと思います。

となれば、やはり投資を行う自分自身が、それ相応のスキルを身に付けていくしかありません。

現に私自身、資産運用(相場)は「株式投資」からスタートし、今現在も株の売買は数日間サイクル(いわゆるスイングトレード)で継続的に行っていますが「株の売買」は、完全な「独学」で今現在に至っています。

まさに裁量的なファンメンタル分析を踏まえた銘柄選択の比重が大きく、その経験則から言っても、

『そのスキルを特定の「情報商材」などでインスタントに身に付けるのは難しい』

と思うわけです。

勝つための「答え」を求めるなら。

それこそ、

『そのルール(基準)に従えば勝てる(稼げる)』

というような「答え」に近いノウハウを求めたいのであれば、特定の為替相場、仮想通貨の相場を対象とするものを求める方が合理的だと思います。

その銘柄(企業)の業績などのファンダメンタル要因が、ほぼそのまま株価を左右する株式相場と異なり、為替相場や仮想通貨の相場は、ファンダメンタルと値動きの関係性がそこまでダイレクトには表れません。

だからこそ、値動きの予測は必然的に「テクニカル分析」の比重が大きくなる傾向にあるため、

「為替、仮想通貨の相場はファンダメンタルを無視しても勝ち続けられる」
「株式相場はファンダメンタルを無視して勝ち続ける事は出来ない」


これが私の経験則に基づく1つの結論(持論)でもあり、FXや仮想通貨のトレードにおけるノウハウ(ルール)は、私も第3者から「答え」にあたるものを学ぶ形で現在に至っています。

あえて高いお金を支払って「ノウハウを学ぶ」というのであれば、出来る限り「完成されたもの」にお金を支払い、それを身に付けるべき、と思うわけです。

少なくとも、株式投資に関しては裁量判断を抜きに「このルールに従えば勝てる」というような完成されたノウハウは、まず確立できないと思いますから、結局は自ら経験を重ねて「裁量のスキル」を身に付けなければなりません。

現に今回の「らいおん式株式投資スクール」も、実際に学べるものは「基本的な事」がほぼで、実際の売買の決め手となるところは「裁量判断」に委ねられる形になっています。

その裁量判断の対象となるものとして、

・チャート分析の基本
・支持線、抵抗線とトレンドライン
・移動平均線(ゴールデンクロス、グランビルの法則など)
・ボリンジャーバンド
・出来高
・板読み
・ファンダメンタル


といったものの基本的な捉え方は学べますが、その上での最終的な銘柄の判断や、売買のタイミングはサポートの「対象外」ですからね。

そんな「基本を学ぶ」という範囲なら、今はインターネットや一般の書籍で十分だと思いますので、

『これに32万円、サポート付きで64万円の価値は無い』

と思った次第です。

今回の「らいおん式株式投資スクール」への参加を検討されていたようであれば、是非、参考にしてください。

***

ちなみに私の投資、トレード系情報商材の批評の基準は、やはり「再現性」と「有効性」に尽きますが、やはり、その「ルール」や「基準」の明確性こそが、再現性、有効性をそのまま左右すると考えています。

結局、そのルールや基準が不透明なものや裁量次第となるものは、人によって、その判断や結果が変わってしまうものだからです。

故に、その有効性をいかようにもごまかせる要因に他ならないというのが私の考えです。

もちろん、投資やトレードの原則や鉄則、その考え方を学べるものという視点であれば、また別の見方も出来るかもしれません。

ですが、それを「お金を出すだけの価値があるか」で批評するのでれば、やはり極めて明確な基準やルールに従い、それによって結果を出せるものこそが

「大金を投じて手にする価値のあるもの」

だと思うわけです。

よって、私がこのブログなどを介して推奨するものは、

・トレードの原則や鉄則などを学べるもの
・明確化された基準と共に確固たる再現性と有効性があるもの


これらに二分される形となるため、それぞれの視点において推奨するものは以下のような形でそれぞれを分けてご紹介しています。

>トレードの原則や鉄則などを学べる書籍、無料講座の一覧
>お金を出すだけの価値があるノウハウを学べる教材、講座の一覧

もし興味があれば、他のブログ講座と併せて目を通してみてください。

あなたにとって「必要な情報」を存分に学んで帰ってください。

以下に、このブログの「目次」にあたるコンテンツ一覧のページをご用意していますので、こちらから「あなたにとって必要な情報(価値がありそうな情報)」を是非、存分に収集して頂ければと思います。

>投資家K.U.I(近藤勇一)Official BLOGコンテンツ一覧ページ

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資産運用実績

2012年2月
資金2000万円で資産運用開始
2012年9月
保有資産3000万円を突破
2013年1月
保有資産4000万円を突破
目標年間利回り+100%を達成
2013年4月
保有資産5000万円を突破
2013年12月
保有資産6000万円を突破
年間利回り+50%と達成
2014年5月
保有資産7000万円を突破
2014年11月
保有資産8000万円を突破
単月収支+500万円を達成
2015年2月
保有資産9000万円を突破
2015年5月
保有資産1憶円を突破
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