投資、トレードといった資産運用ビジネスを始めるにあたっては「何を対象に資産を運用するのか」といった『選択』の余地があります。


オーソドックスな対象としては「株」や「為替」が筆頭に挙がると思いますが、ここ数年は「仮想通貨」などを投資、資産運用の対象にする人も増えています。


ただ、それらの「選択」において、しっかりと押さえておきたいのは、それぞれの取引(トレード)における「取引コスト」です。


仮に「年に数回」といった長期的な売買を行っていくような投資スタイルを前提としているなら、取引コストはさほど意識する必要はないかもしれませんが、


・デイトレード(1日の間に何度も売買を行う)
・スキャルピングトレード(数秒~数分の短期売買を繰り返し行う)



このようなトレードスタイルを前提としているなら、取引コストの「大小」は、実際のリターンの大きさはもとより、その「勝ち負け」さえも左右する重要なポイントになってくるからです。


そこで、この記事では、


・株式投資
・為替相場の証拠金取引(FX)
・仮想通貨の現物取引・証拠金取引(ビットコインFX)



これらの取引において生じる「コスト(手数料・スプレッド)」を比較した上で、どの市場を対象とするトレードが取引コストの上で「有利なのか」を考察していきたいと思います。

株、為替FX、仮想通貨のスプレッドと取引手数料の違いを比較。

これらのマーケットの取引上の「コスト」を比較していく上では、


・手数料によるコストが主体となっているマーケット
・スプレッドによるコスト主体となっているマーケット
・手数料とスプレッドが混在しているマーケット



これらをまず「分類」する必要があり、これらの分類においては「手数料」と「スプレッド」のそもそもの違いが分かっていなければお話になりません。


それぞれの端的な意味合いは、


・取引手数料:取引(売買)ごとに決められた条件で徴収される取引上の手数料
・スプレッド:取引(売買)時点における「売値」と「買値」のレート差



このような違いになりますが、この時点で、


「手数料とスプレッドの違いがいまいちよくわからない。」
「手数料とスプレッドの違いをもっと詳しく知っておきたい。



という場合には、まずはそれらの「違い」を解説している、こちらの記事を併せて参考にしてください。

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為替,仮想通貨FX,現物取引におけるスプレッドと手数料の違い。




その上で株式投資、為替FX、仮想通貨の市場における「コストの分類」は、それぞれ以下のようになっています。


・株式投資:手数料によるコストが主体
・為替FX :スプレッドによるコストが主体
・仮想通貨:手数料とスプレッドによるコストが混在



上記を踏まえた上で1つ1つの取引コストについて詳しく解説していきます。


◆株式投資は「手数料」によるコストが主体


まず、株式相場における「株の売買(トレード)」については、株を「買いたい人」と「売りたい人」がそれぞれの注文を寄せ合っていく、


「板(オーダーブック)による取引」


が基本となっているため、このような「板」による取引では、それぞれの注文金額が寄り合っていく形になるため、売値と買値のレート差(スプレッド)は、実質的にほとんど生じません。

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株の売買は、どの証券会社を利用する場合においても、上記のような「板」に対して、買い注文、売り注文を出していく形で行われるという事です。


よって、株の売買は「手数料」によるコストが主体であり、実際の手数料は証券会社によっても異なりますが、


・取引ごとに手数料が徴収されるプラン
・一日の取引額に応じて一定の手数料が徴収される定額プラン



この2つのプランに応じた以下のような手数料がおおよその目安となっています。


(取引ごとの手数料)
10万円以内 :100円~200円、100万円以内:400円~800円

(定額※1日の手数料)
100万円以内:0円~500円、100万円以上:800円~1,000円


よって「一日あたり100万円ほどの売買」を行っていった場合であれば、


・定額の場合で1カ月(土日を除く20日間ほど)あたり2万円ほど
・取引ごとの手数料の場合で1万円ほど



これくらいが実質的な「取引コスト」になってくるという事です。


◆為替FXは「スプレッド」によるコストが主体


対して「為替相場」を対象とするFXでは、株の売買のような「板」を介して、買いたい人と売りたい人が実際に売買を行っていくような仕組みの取引会社は、ほぼ無いに等しく、

「取引会社と利用者の間で取引を行っていくスタイル」


が基本となっています。


その上で、FXの取引会社の大半は「手数料」の方を『無料』とした上で、以下のような形で「売値」と「買値」のレートに常にある程度の差額(スプレッド)を設定しています。





よって、為替のFXにおいては、この「売値」と「買値」の差額にあたる「スプレッド」が実質的な、取引上の「コスト」となっていきます。


このスプレッドの幅の大小も、取引会社によって異なり、また国内の取引会社と海外の取引会社でも、大きく違う傾向にあるのですが、極端にスプレッドの幅が大きいところを除外した目安としては、取引量の多いクロス円通貨のスプレッドで、


・ドル円 :0.1-0.2銭(0.001円-0.002円)※1万通貨トレードで10-20円
・ユーロ円:0.3-0.5銭(0.003円-0.005円)※1万通貨トレードで30-50円
・ポンド円:0.8-1.0銭(0.008円-0.010円)※1万通貨トレードで80-100円



このくらいが水準となっています。


よって、約100万円分(1万通貨分)のトレードによるスプレッドがおおよそ10円から100円ほどの金額となるため、1日100万円相当のトレードを行っていった場合には、


10~100円 × 1カ月分(土日を除く20日間ほど)) = 300~3000円


となるため、100万円ほどの金額の売買(トレード)を毎日、行う範囲であれば「株の取引コストよりも為替FXの取引コストの方が割安」という事になります。


ですが、為替FXは「レバレッジ」の利用分も含めて、その金額に応じて「スプレッド」によるコストも大きくなりますが、株の方は「定額プラン」であれば、取引金額がどんなに大きくなってもコストは変わりません。


よって「2000万円分の取引を1日1回」で比較すると、


・株の取引コスト(定額プラン):1,000円×20日分 = 20,000円
・為替FXの取引コスト:200~2,000×20日分 = 4000~40,000円



となり、取引通貨によっては為替FXの方がコストが高くなります。


つまり、取引金額が大きくなれば大きくなるほど、為替FXの「スプレッド」による取引コストは割高になっていくという事です。


◆仮想通貨・ビットコインFXは手数料とスプレッドが混在


対して、仮想通貨の現物取引やビットコインのFXでは、


・板を介して利用者同士が売買を行う取引所
・為替FXのように取引会社と取引を行う取引所



この両方が混在している点で、前者のような取引所であれば「手数料」が主体となっていますが、後者のような取引所であれば「スプレッド」の方が主体となっています。


ただ、どちらの取引所においても、「仮想通貨」の取引所は、まだマーケットが成熟していないせいか、為替FXと比べて、各取引所ごとの手数料の条件もスプレッドの幅も大きく異なる傾向にあります。


驚くほど好条件な取引所もあれば、驚くほど条件が悪い取引所もあり、双方を知っている側からすると、


「何でこんな取引所を使っている人がいるんだろう」


と思ってしまうほど、各取引所の手数料の条件やスプレッドの幅には、顕著な差があるという事です。


そのため、仮想通貨の取引所を選ぶ際には、とくに「手数料」と「スプレッド」の条件に注意を払う必要があるのですが、現時点でビットコインのFXにおいては、


・スプレッドがほぼ無いに等しい
・取引上の手数料も実質的に無料にできる



という、かなり好条件な取引所が国内、海外、共にそれぞれ存在するため、実質的に、そのような取引所以外の取引所でトレード(FX)を行うメリットは、ほぼ無いに等しい状況となっています。


そのような条件を満たしている国内で運営されている取引所ですと、以下のビットフライヤー。

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海外で運営されている取引所ですと、以下のバイビット。

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これらの取引所は、いずれも私が実際に使っている取引所であり、


・スプレッドがほぼ無いに等しい
・取引上の手数料も実質的に無料にできる



この2つの条件を満たした形でビットコインのFXを行えるため、株の取引、為替のFXと比較しても、取引コストの面では最も「好条件」となっているという事です。


***


その上で、国内運営の取引所と海外運営の取引所のメリットとデメリット。


また、それぞれの取引所の具体的な「手数料」や「スプレッド」の条件などは、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも併せてお読み頂ければと思います。

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仮想通貨,ビットコインFXで手数料,スプレッドを回避する方法



仮想通貨,ビットコインFXで手数料,スプレッドを回避する方法




以上、この記事では、


・株式投資
・為替相場の証拠金取引(FX)
・仮想通貨の現物取引・証拠金取引(ビットコインFX)



これらの取引において生じる「コスト(手数料・スプレッド)」を比較させて頂きました。


結論として「手数料」と「スプレッド」などの『取引コスト』においては、実質的に両方を回避する事が可能な仮想通貨(ビットコインFX)に圧倒的な優位性があり、株と為替のFXは「取引量(売買金額)」に応じて、


・少額(1日100万円ほど)のトレードを行っていく範囲であれば為替のFXが有利
・金額が大きくなるほど為替のFXは不利になり、株のトレードが有利になる



という事になります。


よって、デイトレード、スキャルピングトレードなどの短期売買においては、仮想通貨における「ビットコインFX」が最もコストを押さえた売買でリターンを積み上げられるという事です。


是非、参考にしてください。


あなたにとって「必要な情報」を存分に学んで帰ってください。

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