ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミー/マックス岩本 批評

 
投資家K.U.Iこと近藤勇一です。

こちらのFXのトレードサインツール付きの情報商材について、そのロジック、検証パフォーマンス(バックテスト結果)から、その有効性の真偽を言及していきたいと思います。

ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ

販売URL:https://max-program.s3.amazonaws.com/top/it.html

・販売業者:クロスリテイリング株式会社、松野有希
・講師  :マックス岩本
・所在地 :東京都墨田区錦糸一丁目2番1号
・連絡先 :03-5244-5377


***

この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」は、

『ミダスタッチ波動論』

という、講師のマックス岩本の独自の理論?に基づくトレードノウハウを幾つかのサインツールによって再現するという情報商材です。

販売元は、この手のFX系の情報商材の販売では、良くも悪くも(大半は悪い方ですが)有名な「クロスリテイリング株式会社」ですね。

このクロスリテイリング株式会社の販売する情報商材は、これまで多数、このブログでも取り上げていますが、正直、どれも推奨できるレベルの内容ではないのが実情です。

その上で、この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」の率直な感想ですが、やはり、クロスリテイリング社仕様の「お決まりレベル」な『微妙な情報商材』という感じでした。

クロスリテイリング社の情報商材には、幾つかの共通した「問題傾向」があるのですが、この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」も、完全に、その問題傾向がそのまま表れている内容でした。

その「問題傾向」をザっと挙げていくと、以下のようなものです。

・販売ページで公開されている実績には全て捏造を疑わざるを得ない痕跡がある
・情報商材の内容は有名どころのパターン、サイン、指標に微弱なアレンジ程度
・決まって応用、裁量と称した曖昧な判断基準で逃げ道を作っている


この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」も、その販売ページ、情報商材の内容(トレードノウハウとそのロジック)、いずれにも、上記の問題傾向が全て見受けられる形になっています。

まず、販売ページに公開されている以下のトレード実績の証拠?画像。

↓↓↓



このようなチャート上にエントリーポイントを書き込んで、

「○○pips獲得」
「○○円の利益」


といったリターンを掲載しているような画像は、それこそ「ただ作ればいいだけの画像」ですから、これも全くもってトレード実績の「裏付け」や「証拠」にもならないものです。

また、一見は信憑性がありそうな実績画像(証拠画像)にも見える、以下のようなMT4の「トレードの履歴」と「収支」を公開している画像も、クロスリテイリング社の販売する情報商材の販売ページには、決まって「不自然な点」があります。

↓↓↓



上記の画像のように、このような「MT4のトレード履歴」において、

・取引レート
・決済レート
・取引時間


これらにモザイク加工しているような画像は「そこにモザイクをかけなければならない理由がある」という事であり、これらの情報にモザイクをかけている時点、この画像は根本的な「捏造」を疑った方がいいと思います。

あくまでも「仮に」ですが、このようなトレード履歴を「捏造」する場合、

・獲得収支
・エントリー時刻とクローズ時刻
・エントリーレートとクローズレート


これらに全て「つじつま」を合わせる必要があるため、これらにつじつまを合わせて、上記のような画像を「捏造する行為」は、いざやってやれない事ではありませんが、非常に手間がかかる捏造行為である事に違いありません。

ですが、上記の画像にように「取引時間」や「取引レート」の方にモザイクをかけてしまえば、そういった手間のかかる捏造作業を削減する事ができます。

加えて、下手な捏造作業で間違いやボロを出してしまうリスクも無くせるため、まさに「一石二鳥」となるわけです。

また、仮にそれらが全て「捏造された画像」であるなら尚の事、その具体的なエントリー時間やエントリーレートを公開してしまうと、その情報商材を購入し、実際のエントリールールを把握した方々が、

「その時刻のトレードが本当にルールに沿ったトレードだったのか」

といった事を実際に検証(確認)する事ができてしまいます。

そのような「検証」や「確認」をさせないようにするためにも、やはり、エントリー時間やエントリーレートは伏せるに越した事はないわけです。

この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」の販売ページに公開されている実績画像が実際にそうであったように、クロスリテイリング社が販売する情報商材の販売ページで公開されている「トレード実績」にあたる画像には、必ず、上記のような情報に「モザイク」がかかっています。

この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」の販売ページに公開されているようなトレード実績も含めて、そのような画像は全て

「捏造された画像の可能性がある」

という事です。

ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのロジックについて

トレード実績の「捏造」はあくまでも「疑惑」ですから、その真偽は「分からない」という事にしておきますが、クロスリテイリング社が販売するFX系の情報商材には、その「内容」にも、先ほど挙げた以下のような共通傾向があります。

・情報商材の内容は有名どころのパターン、サイン、指標に微弱なアレンジ程度
・決まって応用、裁量と称した曖昧な判断基準で逃げ道を作っている


今回の「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」のトレードノウハウも、まさに、この範疇にあるもので、当然のごとく、必殺の「応用」「裁量」にあたるノウハウもしっかりと「後出し」されていました。

販売ページで公開しているような勝率やリターンは全て、この「応用」と「裁量」をフルに駆使した、

「ほぼ実現が不可能なくらいの絶妙過ぎる裁量トレードの結果に他ならない」

という事です。

要するに、この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」で提供されるサインツールや基本となるノウハウにそのまま従うだけでは、販売ページに公開されているような勝率やリターンは、まず実現できません。

まあ、これもお決まりの手口なのですが、クロスリテイリング社が手掛けるFX系情報商材の一番の問題は、そんな「裁量」や「応用」にあたるものを駆使した「ほぼ再現が不可能な実績」を大々的にアピールして、あたかも誰もがそれを再現できるような煽り文句を次々と並べている販売ページにあると思います。

このノウハウを提唱している「マックス岩本」という人物も含めて、販売ページで公開しているような実際は、実際には全く実現できていない可能性があり、それがあのような「モザイクだらけの画像」に表れているわけです。

そして、実際のトレードロジックも、今回の「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」では『ミダスタッチ波動論』というような独自の名称?を語っていますが、

「ほぼダウ理論の応用でしかないもの」

というのが私の率直な印象です。

というより、この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」に関しては、販売ページにある、こちらの画像などを見るだけでも、普通にそれが伺い知れる内容になっています。

↓↓↓



この画像のエントリーポイントを見て、

「あれ?よくあるチャートパターンを狙うアレじゃないの?」

と気付くレベルでダウ理論の知識がある人なら、その想定通りのノウハウが幾つかのサインツールと共にそのまま提供されるものというくらいの解釈で全く問題ありません。

販売ページの方では「順張り」と「逆張り」のロジックが提唱されていますが、要するに順張りのロジックは安値更新、または高値更新後の押し目を狙い。

逆張りのロジックは、安値を付けた後の切り上がり後の押し目、高値を付けた後の切り下がり後の押し目狙い。

かなりザックリとしたものになりますが、狙うポイントの考え方のイメージは以下の図にような感じです。


(順張り)

(逆張り)


このようなチャートパターンの狙い目自体は決して悪くはありませんが、これだけで「勝ち続けられるか」と言うと、相場はそこまで甘くありません。

サインツールは、こういったパターンに沿った「半値」のラインを表示してエントリーサインを出してくれるというものがメインという事です。

ただ、この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」は、5分足でこのパターンを狙っていくので、エントリーチャンスは多いですが、ハマらない時はことごとく「損切り」の連続になります。

多くのトレーダーはもう少し長時間足で利用しているようなパターンかと思いますが、それなりにダウ理論などを勉強していくと一度は目にするようなパターンですし、いざやってみても

「このパターンだけでは勝てない」

というところに、まず間違いなく行き着きます。

もちろん、この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」でも、そこにプラスαの判断基準なども加えられていますが、それを含めても、

「上がるか下がるかの単純な確率論以上の優位性はほぼ無いに等しい」

という感じでした。

やはり、FX系の情報商材を次々と量産している業者さんのお仕事ですから、もともと「それなりに有効」とされているパターンやサインを「邪魔しない程度」のオリジナルのアレンジを加えるのは得意なようです・・・

少なくとも私は「もともとそれなりに優位なパターンを邪魔しない程度にアレンジを加えただけのロジック」としか思えなかったため、そのロジックを踏まえても、

「5万円近い料金に見合う価値はない」

と思ったのが率直なところですね。

まあ、このような波動?のパターンを1つの情報商材としてコンテンツ化して売り出すのは自由ですが、やはり誇大広告は否めませんから、そこが一番の問題なのではないかと思います。

また、ほぼ同じ視点で値動きを予測する方向性でありながら、よりシンプルで有効なトレードノウハウを提唱している情報商材が5分の1(1万円ほど)の価格帯で販売されていますので、この「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミー」に手を出すのであれば、こちらでいいと思います。

↓↓↓

>FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレード「輝」のレビュー

以上、ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージの批評でした。

***

あえて3~4万円ものお金を出して1つのトレードノウハウを「学ぶ」のであれば、せめて「裁量」の余地なく明確なルールに従う形で勝てるノウハウでなければ、私は「強いてお金を出す意味が無い」という考えです。

少なくとも、私がこれまで実際に手にしてきて「価値を感じたノウハウ」は、そういうものでしたから。

よって、私がこのブログなどを介して推奨するものは、

・トレードの原則や鉄則などを学べるもの
・明確化された基準と共に確固たる再現性と有効性があるもの


これらに二分される形となるため、それぞれの視点において推奨するものは以下のような形でそれぞれを分けてご紹介しています。

>トレードの原則や鉄則などを学べる書籍、無料講座の一覧
>お金を出すだけの価値があるノウハウを学べる教材、講座の一覧

もし興味があれば、他のブログ講座と併せて目を通してみてください。

あなたにとって「必要な情報」を存分に学んで帰ってください。

以下に、このブログの「目次」にあたるコンテンツ一覧のページをご用意していますので、こちらから「あなたにとって必要な情報(価値がありそうな情報)」を是非、存分に収集して頂ければと思います。

>投資家K.U.I(近藤勇一)Official BLOGコンテンツ一覧ページ

サブコンテンツ

資産運用実績

2012年2月
資金2000万円で資産運用開始
2012年9月
保有資産3000万円を突破
2013年1月
保有資産4000万円を突破
目標年間利回り+100%を達成
2013年4月
保有資産5000万円を突破
2013年12月
保有資産6000万円を突破
年間利回り+50%と達成
2014年5月
保有資産7000万円を突破
2014年11月
保有資産8000万円を突破
単月収支+500万円を達成
2015年2月
保有資産9000万円を突破
2015年5月
保有資産1憶円を突破
>資産運用成績の詳細

このページの先頭へ