FXで1番知りたかったこと|佐野裕ビクトリーメソッド批評


投資家K.U.Iこと近藤勇一です。

こちらのFXトレードの情報商材について、そのトレードロジック、ノウハウの有効性などの真偽を言及していきたいと思います。

佐野裕のFXビクトリーメソッド

販売URL:https://www.w-crew.com/fxvictory/

・販売業者:ウイニングクルー株式会社、仲島友紀夫
・講師  :佐野裕
・所在地 :東京都港区赤坂3-21-16SKIビル3F
・連絡先 :03-6441-0275


***

販売ページの冒頭には「参加者様から励まされ続けて選ばれ続けて8年目」(2021年3月時点)とありますが、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』は、私が知っている限り2006年頃から販売されています。

ですから、販売ページの冒頭文がいつ書き換えられたものかは定かではありませんが、この記事を書いている2021年3月時点では、もう15年目くらいになる、かなり「息の長いFXトレードの情報商材」です。

これだけ長期間、販売を継続しているだけあって、兼ねてから、全体的な評判は悪くはありません。

基本、この手のFX関連の情報商材は、

「稼げるかどうか」「勝てるかどうか」

で「白」か「黒」かがハッキリしますから、大半の情報商材は、一時的に話題になっても、気が付いた頃には姿を消しています。

要するに「悪評だらけ」になった時点で売れなくなるため、販売者側としても、販売を継続する意味、メリットがなくなるわけです。

その点、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』は、現にこうして10年以上に渡って販売を継続しているという点からも、この情報商材自体が「それ相応の評価を得ている事」を伺う事ができます。

ただ、私なりに、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』が、それなりの評価を得ている要因や背景を洞察する限り、

・教材内に佐野裕さんご本人による豊富なトレード動画が大量に付属している事
・それらの動画から佐野裕さんが本物のトレーダーである事実が伺える事
・それらを裏付ける長年のトレード実績、販売実績が伴っている事
・それらを踏まえて高評価を下している検証サイトが多い事


これらが相乗して、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』の高評価を作り出しているのだと思います。

事実、この手のFXの情報商材は、販売者や、そのノウハウを提唱している人物のトレーダーとしての実力や実績が不透明な場合が多いため、そこが圧倒的な数の「トレード動画の公開」などで実証されれば、

「本当に稼いでいるトレーダーのノウハウである事」

については確証を持つ事ができるため、少なくとも、その時点で「詐欺」という根本的な疑いや「稼げないノウハウ」というレッテルを貼られる事はなくなります。

逆にそこをしっかりと確証できる情報商材が非常に少ないため、そこがまず、この『佐野裕のFXビクトリーメソッドの評価を下げない要因』となるわけです。

そして、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』のようなFXの情報商材を頻繁に取り上げている検証サイトなどの多くは、無難に「右へならえの評価」を下して情報商材を取り上げる傾向にあります。

ノウハウを提唱しているトレーダーも「本物」で、長年のトレード実績、販売実績も伴い、多くの検証サイトで高評価を集めている状況なら、

『とりあえず無難に評価しておこう』

という傾向が生まれ、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』は自然と高評価を集めていくような「流れ」が出来上がっているという事です。

ですから、私はあえて、そういった「背景的な要素」を抜きに、純粋に、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』で提唱されている「ノウハウ」について批評したいと思いますが、単刀直入に言うと、

「私個人としてはあまりお勧めしたいと思えるようなノウハウではない』

というのが率直なところです。

手法そのものが有効ではない、稼げないという話ではなく、

・私は個人的に得意ではなく、また、好んで行いたい手法ではない事
・初心者には間違いなく難しい部類に入る難易度の高いノウハウである事


これらが主な理由となっていますので、もう少し詳しく、このの『佐野裕のFXビクトリーメソッド』で提唱されている「ノウハウ」について言及していきます。

佐野裕のFXビクトリーメソッドのトレードロジックについて

まず、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』が「どういうノウハウなのか」を単刀直入に言うと、実際のトレードで用いるインジケーターが、

・ボリンジャーバンド
・移動平均線
・DMI
・MACD
・ストキャスティクス


この5つで、各インジケーターをご存知なら分かる通り『オシレーター系指標』が「DMI」「MACD」「ストキャスティクス」と3つ並んでいます。

よって、これらのインジケーターを全て表示させると、画面は、このような形になります。

↓↓↓



チャート上にはボリンジャーバンドと移動平均線。

そして、その下にオシレーター指標である「DMI」「MACD」「ストキャスティクス」がそれぞれ並ぶ形になるため、実質的に画面は4つに区切られる形になるわけです。

私からすると、この時点で、

「うわっ!」

という感じなのですが、経験者層で、これに抵抗を覚えないような方であれば『佐野裕のFXビクトリーメソッド』のノウハウは、向いているのかもしれません。

逆に、ここまでインジケーターを並べてしまう事に抵抗があるような人は、その時点で見送った方が無難なノウハウだと思います。

また、トレードの経験が無いような人からすると、

・チャートに2つのインジケーター
・それ以外に3つに分けて表示されるオシレーター系のインジケーター


これらを複合的に捉えてエントリーを判断を下していく事の難易度が、あまりピンと来ないかもしれませんが、これは初心者にはかなりハードルが高めの判断である事は間違いありません。

少なくとも、私はチャートとは別に表示されるオシレーター系のインジケーターが1つ絡んでくるだけでも嫌なタイプなので、それが2つ以上という時点で、

「無理。」

と思ってしまいます。

このような形の指標分析を繰り返し行って慣れていけば、やってできない事はないのかもしれません。

ですが、私が捉えるテクニカル分析の基本的な考え方は、

「テクニカル分析は1つの指標だけで十分に勝てる」

というもので、現にそのようなノウハウで勝てているため、あえて、このような「複雑なテクニカル分析」をやりたいとは全く思わないわけです。

ですから、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』のトレードノウハウは、難易度で言えば「高い部類」に入りますから、初心者向けとは到底、言えません。

更に、これらの5つのインジケーターを「エントリー」「利食い」「損切り」の判断ごとに利用するのではなく、これら「全て」をエントリー時点で複合的に利用するので、これが更に「判断の複雑さ」を助長しています。

逆にエントリー後、利食い、損切りの判断は、かなりシンプルになるのですが、エントリー判断の複雑さは、私がこれまで見てきた情報商材の中でもトップレベルですし、これをミスなく判断していくのは、私は「難しい」と思ってしまいました。

ただ、これらのインジケーターを利用した複合判断が(私にとっては)複雑というだけで、ルールや基準などは豊富なトレード事例と共に、かなり「具体的」に解説されています。

その決められたルール通りにトレードを継続的に行う事ができれば、

「確かに勝てる(稼げる)ノウハウ」

なので、それが、この『佐野裕のFXビクトリーメソッド』の評価を揺るがないものにしている部分だと思います。

ですから、

・ボリンジャーバンド
・移動平均線
・DMI
・MACD
・ストキャスティクス


これらのインジケーターを文字通り「フル利用」して、優位性の高いエントリーポイントを厳選して判断し、トレードしていく手法というのが率直なところなので、

「これくらいのインジケーターを同時に使いこなすくらいは問題ない」
「それで勝てるなら、5つのインジケーターの複合判断くらいは身に付けられる」


という人であれば、手にして損はないノウハウ(情報商材)なのではないかと思います。

ただ、私個人の感想としては、

・インジケーター5つ、とくにオシレーター指標3つは使い過ぎ
・判断基準が多く、複雑な分だけ、ミスも多くなる可能性が高い
・少なくとも、初心者向けのノウハウとは言い難い
・ここまで複雑な条件を重ねなくても、もっとシンプルなノウハウで勝てる


といった感じなので、個人的にはお勧めしたいとは思えません。

ただ、ノウハウの「習得」に至れば、本当に有効な手法である事は間違いありませんし、そのための十分な実習動画なども豊富に揃えられてしますから、あとは本人の意欲と判断次第かと思います。

あなたがFXで1番知りたかったこと。FXビクトリーメソッド


以上、佐野裕のFXビクトリーメソッドの具体的なトレードロジックを踏まえた批評でした。

是非、参考にしてください。

***

ちなみに私の投資、トレード系情報商材の批評の基準は、やはり「再現性」と「有効性」に尽きますが、やはり、その「ルール」や「基準」の明確性こそが、再現性、有効性をそのまま左右すると考えています。

結局、そのルールや基準が不透明なものや裁量次第となるものは、人によって、その判断や結果が変わってしまうものです。

故に、その有効性をいかようにもごまかせる要因に他ならないというのが私の考えです。

もちろん、投資やトレードの原則や鉄則、その考え方を学べるものという視点であれば、また別の見方も出来るかもしれません。

ですが、それを「お金を出すだけの価値があるか」で批評するのでれば、やはり極めて明確な基準やルールに従い、それによって結果を出せるものこそが

「大金を投じて手にする価値のあるもの」

だと思うわけです。

よって、私がこのブログなどを介して推奨するものは、

・トレードの原則や鉄則などを学べるもの
・明確化された基準と共に確固たる再現性と有効性があるもの


これらに二分される形となるため、それぞれの視点において推奨するものは以下のような形でそれぞれを分けてご紹介しています。

>トレードの原則や鉄則などを学べる書籍、無料講座の一覧
>お金を出すだけの価値があるノウハウを学べる教材、講座の一覧

もし興味があれば、他のブログ講座と併せて目を通してみてください。

あなたにとって「必要な情報」を存分に学んで帰ってください。

以下に、このブログの「目次」にあたるコンテンツ一覧のページをご用意していますので、こちらから「あなたにとって必要な情報(価値がありそうな情報)」を是非、存分に収集して頂ければと思います。

>投資家K.U.I(近藤勇一)Official BLOGコンテンツ一覧ページ

サブコンテンツ

資産運用実績

2012年2月
資金2000万円で資産運用開始
2012年9月
保有資産3000万円を突破
2013年1月
保有資産4000万円を突破
目標年間利回り+100%を達成
2013年4月
保有資産5000万円を突破
2013年12月
保有資産6000万円を突破
年間利回り+50%と達成
2014年5月
保有資産7000万円を突破
2014年11月
保有資産8000万円を突破
単月収支+500万円を達成
2015年2月
保有資産9000万円を突破
2015年5月
保有資産1憶円を突破
>資産運用成績の詳細

このページの先頭へ