投資、トレードにメンタルの強さ、マインドセットは必要か。
投資家K.U.Iこと近藤勇一です。
よく投資やトレード関連の書籍や教材を見ると、その中には、
『メンタルを鍛えましょう』
といった内容や
『マインドセットがブレていては稼げません』
というような主張が強調されているのを度々目にします。
言わば、これは「精神論」にあたるもので、これを主張している人が、この「精神論」をどういう前提で述べているかによっても、話は変わってくるのですが、少なくとも投資、トレードの世界で必要な「精神論(=マインドセット)」は、
「やれば出来る!」
というような自己啓発的なものではなく、それとは全く別の意味合いがあるものだと思います。
それこそ、このような「精神論」や「マインドセット」の必要性はギャンブルの世界でも提唱されている傾向にありますが、実際のところ
『それも投資やトレードの世界で必要なものと同じ部類のものではないか』
というのが私の考えです。
今回は、その辺りの、私が必要だと考える投資やトレードにおける「精神論」や「マインドセット」について講義していきたいと思います。
投資、トレードにメンタルの強さ、マインドセットは必要か。
まず、ここで言う「精神論」にあたるものはギャンブルの世界も含めて、「高い精神性を保てば思いが届いてギャンブルにも勝てる」
というようなオカルトめいた話でも何でもありません。
そこに在るべき精神論やマインドセット、メンタルの強さが必要という考えに異論はありませんが、これは、そういった
・オカルトめいたもの
・自己啓発的なもの
などではなく、言わば、
『決して感情に流される事なくあらゆる判断を下せる精神力が必要』
というのが私の考えです。
ただ、そういった意味合いの「マインドセット」や「メンタルの強さ」は必要だと考えていますが、かと言って、それが「最も重要(一番重要)」とまでは思っていません。
確かに重要ではあるのですが、
『実際はそれよりも、もっと現実的に重要なものがあるんじゃないか』
と思うわけです。
それこそ物事を教える立場の人からすれば精神論を説くのは簡単ですし、そこが一番重要だと言っておけば、仮にその教え子が失敗した時も
「お前は心が弱いから駄目だったんだ」
の一言で全てが片付いてしまいます。
要するに、物事を教える側としては、最も都合のいい「逃げ道」になるのが精神論なわけです。
ですが、現実に投資、トレードの世界で結果を出していくには、どんなに「心の強さ」を伴い、そこを徹底的に鍛えて?いても、勝てないものは勝てませんし、負ける時は大負けします。
そして、結局のところ「勝つ事(稼ぐ事)が全て」の世界だと思いますので、やはり、そこで「最も重要なもの」と位置付けられるものは、
「それが伴えば結果を出せる」
と言えるレベルのものだと思うんです。
そう考えると、やはり「マインドセット」や「メンタルの強さ」は、そこまでのものではありません。
そのような精神的なものだけでは、絶対に「結果」は伴わないからです。
投資、トレードで成功するために必要不可欠なもの。
結局のところ、これは、「有効なノウハウ(有効な売買の基準やルール)」
に他ならないと思います。
ハッキリ言って、マインドがブレブレでメンタルがふにゃふにゃでも、本当に有効なノウハウをモノに出来ているなら、それにただ愚直に従う事で結果を出せるのが投資、トレードの世界だからです。
もちろん、忠実にそれに従っていく上で、ある意味での「精神の強さ」は必要になってくるかもしれません。
ですが、それこそ、そこに「精神の強さ」が求められるのは、やはり、
「有効なノウハウをモノにしている」
という大前提があってこそなわけです。
自分自身がそのような有効なノウハウをモノに出来ている前提があって、そこで初めて必要性を求められるのが「精神の強さ」にあたるという事ですね。
そういう視点で見れば、結局のところ、そのような「精神の強さ」は二の次でいいわけです。
ただ、もしもそのような有効なノウハウ(有効な売買の基準やルール)を確立するまでのプロセスに、
・根気、根性
・継続力
・行動力
といったものが必要だという話をするなら、そういうものに繋がる「精神の強さ」はやはり必要なのかもしれません。
ですが、その辺りを突き詰めて言い出せば、結局のところ、
『何をやるにしても精神の強さが不可欠』
といった極論的な話になってしまうと思います。
ストイックに物事を進めていく人は何においても成功できるという話になりますし、それが出来ない人は何においても中途半端になるという結論になってしまいますからね。
そんな月並み精神論は,
「当たり前と言えば当たり前の話」
ですから、実際に有効なノウハウを確立し、モノにするまでの努力、行動力、継続力のようなものは、言及するまでもなく「当然の範囲として必要不可欠なもの」という事です。
(このような精神論こそが「真理」であるなら「何をやるにも精神の強さが不可欠」というのが1つの結論になるのかもしれませんが)
メンタル、精神の強さ < 有効な売買の基準やルール
そんな根本的な当然レベルの精神論を差し置いて考えるなら、投資、トレードの世界で成功するために不可欠なものは、やはり、「有効なノウハウ(売買の基準やルール)」
に他ならないと思います。
私が実際に相場の世界で成果を上げられているのも、結局のところ「精神の強さ」ではなく、そのようなノウハウをモノにしているからですし、それが無ければ、当然、今のように結果を出し続ける事は出来ていないはずです。
そして、私が日々の投資やトレードに「不安」や「恐怖」をそこまで感じる事なく、安定した精神状況でそれらを行えているのも、
『自分の確立している売買の基準やルールに相応の自信を持っているから』
に他ならないと思います。
つまり、ここで言うような精神的な部分も結局は、自らが頼りにしているノウハウの有効性や、それらによって実現できている結果に左右されていくという事です。
そこに確固たる実績が伴っていくからこそ、それが「自信」に繋がり、その自信が、投資やトレードを行っていく際の「不安」や「恐怖」を消し去ってくれます。
そういった点でも、やはり投資やトレードにおいて最も重要なのは「有効なノウハウ」に他ならないわけです。
よって、もし投資やトレードを行っていく中で、常に、または時に「不安」や「恐怖」に襲われ、冷静な判断を下せなくないような時があるというなら、それはおそらく
「自分自身が頼りにしているノウハウに自信を持てていない」
のだと思います。
もしくは、そういったノウハウそのものが不十分なものである事を自覚しているか、そういうものが根本的に確立されていないか、ですね。
当然、そんな状況では不安や恐怖を感じる事なく自信を持って投資やトレードを行っていけるはずがありません。
むしろ、そんな状況で不安や恐怖を感じない方が「危険」なくらいだと思いますが、どちらにしても
『ノウハウの有効性に自信を持てない事』
が、投資やトレードの「結果」にも、そして「精神の弱さ」にも直結してしまうという事です。
よって、投資、トレードの世界では大前提として
「自信を持てるだけの有効なノウハウが不可欠」
であり、その有効性に確信と自信を持てるまで、しっかりと「検証」を重ねる事が重要なのではないかと思います。
成功の要因と失敗の要因。
ここまでは「成功の要因」という視点でマインド、メンタルについてを言及してきましたが、それとは逆の「失敗の要因」
という点では、ここで言う「精神」の部分が『最も大きな要因』として挙げられるのではないかと思います。
それこそ、これは「根本的な精神論」に近いものになりますが、
メンタル、精神の弱さ = 考えの甘さ、行動の甘さ
これも1つの図式として成り立つものだと思いますので、基本的に考え方、行動に「甘え」が目立つ人は、この世界では、まず成功できません。
例えば、
・本や情報商材などに書いてあったノウハウをろくに検証もせずに鵜呑みにする
・ほんの短期間の成果だけで、そのノウハウの有効性を過信する
など、こういった「甘え」が多くの場合において「失敗」をもたらすからです。
投資、トレードのノウハウは、長期的に損益をプラスにしていく事ができるかが重要ですから、その検証はどんなに長期間、長時間に及んでも「やりすぎ」という事はありません。
そのような検証を繰り返し行った結果こそが「自信」にも繋がりますので、そこはむしろ「甘さ」を捨てて、徹底的にその有効性を追求していくようにするべきだと思います。
そして、しっかりと自信を持てる投資基準、トレード基準をしっかりとモノにする必要があるという事です。
***
このブログや私のメルマガ講座では、そういったノウハウを確立させる為の視点や考え方、それらを最速で積み上げる為の情報提供を惜しみなく行っています。
それらをしっかり吸収していく意欲があるなら、それらの情報は必ず役立つものになっているはずですから、是非、他のブログ講座も併せて参考にしてください。
あなたにとって「必要な情報」を存分に学んで帰ってください。
以下に、このブログの「目次」にあたるコンテンツ一覧のページをご用意していますので、こちらから「あなたにとって必要な情報(価値がありそうな情報)」を是非、存分に収集して頂ければと思います。>投資家K.U.I(近藤勇一)Official BLOGコンテンツ一覧ページ