中長期投資と短期トレードにおける相場判断、投資基準の違い。
投資家K.U.Iこと近藤勇一です。
株や不動産への中期、長期投資と、為替、仮想通貨のFX相場におけるデイトレード、スキャルピングトレードなどを並行して行っている私は、
・長期の「投資」
・短期の「トレード」
これらを前提とする際、相場の動向を見る判断基準などに「明確な違い」を設けています。
これは当然と言えば当然なのですが、このような『相場観の線引き』にあたるものは、中長期投資と短期トレードの両方で成果を上げている、私のような特殊な投資家兼トレーダーで無ければ見えてこないものかもしれません。
実際、そのような
『時間軸に準じた異なる相場観を踏まえて値動きを捉えていく視点』
こそが、私自身の「投資」と「トレード」における双方の結果にも、非常に大きく関与しているのではないかと思います。
ですので、今回の講義では、
・長期、中期で相場を捉える視点
・短期的に相場を捉える視点
この2つの「明確な違い」について、お話ししていきたいと思います。
中長期投資と短期トレードにおける相場判断、投資基準の違い。
これは、株式市場、為替市場、また、仮想通貨の市場も含め、全ての相場に共通して言える事として、『相場は短期的には「投票数値」で動き、長期的には「重量数値」で動く。』
という事を、私は常に意識して投資、トレードを行っています。
そしてこれは、株式市場、為替市場、また、仮想通貨の市場も含め、全ての相場における共通点に他なりません。
その上で、ここで言う『投票数値』というのは、多くの投資家、トレーダーが、相場の値動きを捉えて資金を投じる行為を「投票」と捉える事を意味します。
実際に「買い」の投票が多く集まっていけば、その時点におけるレートは上がっていく事となり、その逆に「売り」の投票が多く集まれば、相場は下がっていくという事です。
ただ、これはあくまでも「短期的な見方」でしか無く、長期的にその相場を見ていくと、そのレートは、その「本質的な価値」を意味する『重量数値』で決まっていく事になります。
要するに「相場」と呼ばれるものは、最終的には「重さ(=本質的な価値)」が重視されるものであり、
『本来のあるべき価値に近づいていく』
という事が原則として挙げられるものなのですが、短期的な相場の動き(上下)は、多くの投資家やトレーダーによる『投票数値』で動いていくわけです。
その上で『重量数値』は原則として、よほどの事が無い限り、大きく変動するものではありませんが、短期的な『投票数値』は、相場の動きと共に「刻一刻と移り変わっていくもの」になっています。
何故なら、その『投票数値』を決める投資家、トレーダーの多くは「目先の値動き」を捉える視点で実際の「投票値」を決めているからです。
相場における「投票数値」と「重量数値」を左右するもの。
尚、ここで「刻一刻と移り変わっていくもの」として言及した『投票数値』は、いわゆる「テクニカル(値動きの分析)に準ずる売り買い」にあたるものですが、この『投票数値』は、時に『ファンダメンタル』によっても大きく左右されます。突発的な「事件」や、その「ニュース」などによって、特定の株や為替などが大きく変動するようなケースがまさしくそうです。
「上場企業の不祥事が発覚して社長が逮捕された。」
「アメリカでテロが起こった。」
こういった「事件」が起きて、その「ニュース」が世の中に回っていくと、それが引き金となって、一気に『投票数値』が動くわけです。
対して「テクニカル(値動きの分析)に準ずる売り買い」が『重量数値(投資対象の本質的価値)』を左右する事はほぼ無いに等しいのが実情です。
そのため、この『重量数値』は原則として、多くの投資家達が長期的な視点で捉える「ファンダメンタル」によって決まっていくものと言えます。
要するに「短期的な相場」はテクニカルや突発的なファンダメンタルに影響を受ける『投票数値』によって動くもの。
対する「長期的な相場」はファンダメンタルを長期的に捉える視点から算出される『重量数値』に左右されていくという事です。
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実際に私はそんな2つの観点に伴う「相場観」を頼りに、長期的な投資と短期的なトレードの両方で、投資家としても、トレーダーとしても、それなりの成果を上げてきています。
uもちろん、ここでお話ししたのはかなり大雑把な相場観ですが、その根底にあるものとしては、かなり「的を得た理論」になっているはずです。
ただ、このような2つの相場観をより具体的にどういった判断のもと投資、トレードを行うのか(行っているのか)。
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