相場師朗 7step株式投資メソッド(ウイニングクルー株式会社)レビュー

 
投資家K.U.Iこと近藤勇一です。

今日はこちらの株式投資系の情報商材を取り上げて批評してみます。

↓↓↓

【相場師朗】7step株式投資メソッド

http://www.w-crew.com/7step/tokutei.html

・販売業者:ウイニングクルー株式会社
・講師  :相場師朗
・所在地 :東京都武蔵野市御殿山2-21-21 御殿山OHビル3F
・連絡先 :0422-24-8908


***

この『相場師朗7step株式投資メソッド』は「うねり取り」と呼ばれる株式投資手法を軸にした教材で、相場師朗(おそらく仮名)さんという方が、動画でそのレクチャーをしてくれるという情報商材です。

この「うねり取り」の理論は特定の銘柄に狙いを定めて、その銘柄の一定の相場の上げ下げの「値動きの周期」を見極め、値上がりをしていく際は株を買って、値下がりをしている際は空売りで利益を上げるというもの。

よって、そのポイントとなるところは、

「その銘柄の値動きの周期をどうやって押さえていくのか」

であり、その有効性こそがモノを言う手法という事になります。

基本的には「相場(トレンド)の反転」を狙った、いわゆる『逆張り』を、1つの銘柄に絞り込んで繰り返していくわけですね。

その上で、この『相場師朗7step株式投資メソッド』は、まず幾つかのポイント(条件)をクリアしている銘柄を選定した上で、その銘柄の値動きのクセを見定めていくという流れになっています。

要するに特定の銘柄をメソッドの方で指定しているものではなく、その銘柄の選定段階からが自らの実践ステップに該当するわけです。

また、この『相場師朗7step株式投資メソッド』では、実際の売買の際に「分割売買」という手法を用いていくものになっていますので、

・銘柄の選定を行う
・その銘柄の値動きの周期を捉える
・その周期に併せた売買(うねり取り)を分割売買で行う


というのが、このメソッドの主な概略となっています。

分割売買は、株の「買い」または「空売り」の仕込みを分けて行う手法で「うねり取り」は基本的に『逆張り』が主体となる関係から、

「ここで相場(トレンド)が反転する(だろう)」

というポイントを見極めた際、必ずしもそのピンポイントな位置で相場が反転するとは限らないため、ある程度、余剰に相場が既存のトレンド側に進む事を想定して「分けて買う(売る)」という手法を採用しているわけです。

尚、この『相場師朗7step株式投資メソッド』の主体である「うねり取り」については、一般書籍も数冊出ていると思いますが、手法の概略はいずれも共通しているものの、

「値動きの周期を捉える視点(方法)」

には著者によって大きな違いがあり、その手法の良し悪しや難易度は、そこに左右される傾向にあります。

その点で言うと、この『相場師朗7step株式投資メソッド』の「値動きの周期を捉える視点(方法)」は、実際に動画講義を一通り見た私の印象としては、

「相場師朗氏の感覚で捉えている部分が大きい」

という感じがしました。

もちろん、ある程度の「体系化(ルール化)」のようなものは成されているのですが、そこまで具体的、且つ明確な「基準」のようなものを確立しているわけではありません。

よって、その「周期を捉えやすい銘柄の選定」も、やはり、具体的、且つ明確な基準があるわけではなく、やはりそこに「曖昧さ」がある印象は拭えませんでした。

ですので、銘柄の選定や、売買のルールが明確な形になっているものを期待するなら、この『相場師朗7step株式投資メソッド』は、そこにある程度の「曖昧さ」があります。

よって、

『実践する人の感覚で結果が左右されてしまう余地がかなりある』

と思ったのが率直なところです。

ただ、考え方によっては、その「感覚」の養い方、それを養うための教材・・・という見方は出来るかもしれません。

要するに、この『相場師朗7step株式投資メソッド』の講義動画は、講師の相場師朗さんなりに、その「感覚」についてを解説しているわけです。

少なくとも、私にはそういうものに見えましたので、仮にこれをほぼ投資経験、トレード経験のない初心者層の人が見た時

「よし!その通りにやろう!!」

というほど、しっくりくるか、腑に落ちる講義になっているか、というと、これはかなり「微妙」というのが私の印象です。

そもそもの「その通りにやる」の「その通り」の部分が曖昧なので、やはりそこで躓いてしまう可能性は高いのではないかと。

強いてダイレクトに「学び」に繋がる部分は『うねり取り』という手法ついてと、それを前提とした『分割売買』のテクニックですが、これらは一般の書籍やネット情報などでも、ほぼ同等のものを学べるものだと思います。

あと個人的に思ったのは、やっぱりこの手の「教材」はきちんとテキスト(文書)にしたものを形にして提供して欲しいですね。

少なくとも私は動画のみの講義では、1つ1つの内容がぼんやりとしか頭に入ってこないです。

ただ、具体的な「手法」の部分で、そもそもの「理論」に当たる部分をしっかりと固められていない印象は拭えませんでしたから、そこを上手くごまかせるように「口頭ベースの講義動画」という形で教材を形にしたのかもしれません。

文章だと、そこが固まっていないのがバレバレになりますから。

そういった部分は口頭ベースの動画だと、何となく雰囲気や勢いで誤魔化せてしまうわけです。

ですので「本編」と言える講義動画は2時間ちょっとのボリュームなのですが、内容は、私の感覚では「薄い」という感じでした。

まあ「29800円」という価格帯で、ただそれに従うだけで「勝てる」ような明確な売買の基準やルールを教えてもらえるか、と考えれば「そんなわけは無い」というのが現実だと思います。

少なくとも、私が「教える立場」なら、投資で勝つための、そのような明確な「勝ち方」にあたるものを、そんな金額では到底、教えたくありませんので。

ただ、そこを差し引いても29800円でこの講義内容は「微妙」というのが私の率直な批評です。

以上、【相場師朗】7step株式投資メソッドの検証レビューでした。

***

私の投資、トレード系情報商材の批評の基準は、やはり「再現性」と「有効性」に尽きますが、やはり、その「ルール」や「基準」の明確性こそが、再現性、有効性をそのまま左右すると考えています。

仮にそれがどんなに有効なノウハウであっても、そのルールや基準が「曖昧」なものは、その曖昧な部分をどう判断していくかで結果が変わってしまうからであり、

曖昧さ = 有効性をいかようにもごまかせる要因

に他ならないというのが私の考えです。

投資やトレードの原則や鉄則、その考え方を学べるものという視点であれば、また別の見方も出てきますが、それを「ノウハウ」として批評するのでれば、やはり極めて明確な基準やルールに従い、それによって結果を出せるものこそが

「大金を投じて手にする価値のある情報(ノウハウ)」

だと思うわけです。

よって、私の推奨する情報、ノウハウは、

・トレードの原則や鉄則などを学べるもの
・お金を出すだけの価値があるノウハウを学べるもの


これらに二分される形となるため、それぞれの視点において推奨するものは以下のような形でそれぞれを分けてご紹介しています。

>トレードの原則や鉄則などを学べる書籍、無料講座の一覧
>お金を出すだけの価値があるノウハウを学べる教材、講座の一覧

前者には無料のものもありますので、もし興味があれば、他のブログ講座と併せて目を通してみてください。

あなたにとって「必要な情報」を存分に学んで帰ってください。

以下に、このブログの「目次」にあたるコンテンツ一覧のページをご用意していますので、こちらから「あなたにとって必要な情報(価値がありそうな情報)」を是非、存分に収集して頂ければと思います。

>投資家K.U.I(近藤勇一)Official BLOGコンテンツ一覧ページ

サブコンテンツ

資産運用実績

2012年2月
資金2000万円で資産運用開始
2012年9月
保有資産3000万円を突破
2013年1月
保有資産4000万円を突破
目標年間利回り+100%を達成
2013年4月
保有資産5000万円を突破
2013年12月
保有資産6000万円を突破
年間利回り+50%と達成
2014年5月
保有資産7000万円を突破
2014年11月
保有資産8000万円を突破
単月収支+500万円を達成
2015年2月
保有資産9000万円を突破
2015年5月
保有資産1憶円を突破
>資産運用成績の詳細

このページの先頭へ