持田有紀子の3次元ベータトレード塾(株式会社アシスト )武田龍祐
投資家K.U.Iこと近藤勇一です。
興味深い投資系の高額情報商材がありましたので、今日はこちらを取り上げてみたいと思います。
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持田有紀子の3次元ベータトレード塾
http://3jigenbeta.com/academyi/・販売業者:株式会社アシスト、武田龍祐
・講師 :持田有紀子
・所在地 :東京都豊島区千早4-18-5キャニオンマンション101
・連絡先 :090-9152-0005
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1日10~30分で月利40~50%をトレードが出来る
「6つの金融商品の相関性に基いた投資手法」
という事で、10月6日からスタートする「投資塾」のようです。
要するに今、申し込んでも10月6日まで、その手法の詳細が「分からない」という事なのですが、まずこういう「売り方」をしている情報は要注意です。
どう考えても既に「コンテンツ」は出来あがっているはずなので、期間を限定して購入希望者を集めるだけ集め、後々になってコンテンツを提供するという販売手口は、完全に
「悪評が出るのを避けている」
としか思えません。
その投資手法が本当に優れたものなのであれば、すぐにでもノウハウ提供をして「評判」を上げた方が正当な評価を受けて情報はもっと売れるはずです。
とくに投資系の情報商材はニセモノが多いので、本当に優れたノウハウはすぐにでも口コミが広がるんです。
でも、あえてその口コミを広げる事を避けている時点で、これはちょっと注意が必要・・・というのが私の見方です。
ただ、そんな視点で批評してしまっては、それで話が終わってしまいますので、もう少し、告知ページの内容から突っ込んだ批評をしてみたいと思います。
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まず「6つの金融商品を用いた相関性トレード」という事で、この時点で言える事は、このノウハウは決して
「初心者向けとは言えない投資手法」
かと思います。
この「3次元ベータトレード塾」のトレード手法そのものが、実際のところどれくらいシンプルなものなのか。
また、どれくらい複雑なものなのかがわかりませんので、ここは推測の域を超えるものではありませんが、何にせよ
「6つの金融商品の相関性を利用する」
というのは、どう考えてもそう一筋縄でいくような投資手法ではない事は明らかです。
要するにこれは、
「6つの相場(チャート)を見て投資判断を下していくトレード手法」
という事ですから、6つの相場(チャート)を複合的に見て状況判断を下すというのは、よほどの経験者でなければ、そうできる事ではありません。
私も投資、トレードの経験はそれなりにありますが、そこまで「複雑」な判断基準を作って投資、トレードを行ってきた方ではありませんので、6つの相場(チャート)を見てトレードをするというのは、それが相当シンプルな分析基準になっていない限り、かなり厳しい気がします。
ですので、その6つの相場を分析する基準次第では、このトレードノウハウの難易度は、かなり高いものになるという事です。
実際、6つの相場の値動きを同時に観察して状況を判断していくような事は、それくらいの相場分析を常にやっている人でなければ、そう容易に出来る事ではありませんからね。
その上で、この「3次元ベータトレード塾」の告知文では、
「6つの相場(チャート)を見比べるだけで相場の答えが浮かび上がってくる」
という事が書いていますので、一応、その「答え」にあたるものが見えるレベルになれば、誰が見ても、その「答え」は一致するという理屈になると思います。
ですが、そうなってくると「誰がやっても同じになる」というトレード手法で、月利最低ラインでも「40%」というのはちょっと考えられません。
そこに「裁量」の余地があって、それ次第で月利40%を「目指せる」というならまだしも、6つの相場(チャート)から導き出せるトレード基準で、誰がトレードしても月利40%という数字は、もはや世界トップクラスのトレーダーに仲間入りできるレベルのパフォーマンスです。
例えば100万円を月利40%で1年、運用した場合、
1カ月:100万
2カ月:140万
3カ月:196万
4カ月:274万
5カ月:384万
6カ月:537万
7カ月:753万
8カ月:1054万
9カ月:1475万
10カ月:2066万
11カ月:2892万
12カ月:4049万
という事になりますので、年利で言うと「4000%のリターン」を取れる計算になります。
世界一の投資家とされるウォーレンバフェットでさえ、30年以上の平均の「年率」が122%という数字なのですから、月利140%という数字がいかに「凄いパフォーマンス(異常なパフォーマンス)」かわかります。
もちろん、ウォーレンバフェットは運用している資金も桁外れですから、彼のパフォーマンスを完全に「同列」に考えべきではありませんが、それを差し引いても月利40%のリターンはやはり異常です。
100万円の資金が2年目には総資産「16億円」になる計算ですからね。
3年目には「640億」です。
とは言え、これはあくまでも「理論値」ですので、元手が大きくなれば色々な要因から、同じ比率でのリターンは取れなくなって当然ですが、セールスレターで明かされている
持田有紀子さん個人の運用実績を見る限り、6つの金融商品のうちの2つは
・ドル/円
・ミニ日経
となっていますので、これらはそうそう簡単に相場(値動き)を崩せるような市場ではありません。
少なくとも個別銘柄ではないみたいですからね。
ただ、それ以外の4つの金融商品をあえて「シークレット」にしている意味もよくわかりません。
そこを明かしたところで支障はないはずですし、この「3次元ベータトレード塾」の理屈やロジックの優位性を説明する上では、残り4つの金融商品を明かした上で解説した方が確実に説得力のある理論を展開出来るはずなんです。
でも、それを「あえて」していないという事は・・・
まあ、あらゆるところで怪しいポイントが多すぎますね。
そもそもこの3次元ベータトレード塾の持田有紀子さんがいつからこの方法でトレードを開始して、トータル幾らのリターンを得ているのかなど、肝心なところが全く語られていないのも気になります。
先程の理屈で言うともし4~5年前から、このノウハウを確立してトレードをしているなら、
『既に「何百億」はおろか「何千億円」という資産が無いとおかしい』
という話になります。
でも、総資産、何千憶円のトレーダーが「こんな事」をしているとはとても思えません。
故に、この「月利40%」というのは数字は、どれくらいの実証期間があっての数字なのか?・・・という話になるのですが、そこも不透明な状況です。
そこも含めて
「情報として売る為のそれらしいノウハウの可能性」
が否めません。
その場合、この持田有紀子さん自身が「仕掛け人」なのか、ただこうして全面に出ているだけの「ピエロ」なのかはわかりませんが、、、。
少なくとも投資系の情報商材には、非常にそういうもの(「情報」として売る為のノウハウをそれらしく売る手口)が多いので、この「3次元ベータトレード塾」はそういうものにしか見えない要因が多すぎる気がします。
もちろん、これは実際のノウハウを踏まえた上での話ではありませんので、ここでお伝えした事は全て告知ページを見た上での私の「私見」です。(と言っても、かなり的を得ている自信がありますが)
あくまでも参考程度に留めて頂いた上で、実際の購入(入塾?)は自己判断でどうぞ。
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私の投資、トレード系情報商材の批評の基準は、やはり「再現性」と「有効性」に尽きますが、やはり、その「ルール」や「基準」の明確性こそが、再現性、有効性をそのまま左右すると考えています。
仮にそれがどんなに有効なノウハウであっても、そのルールや基準が「曖昧」なものは、その曖昧な部分をどう判断していくかで結果が変わってしまうからであり、
曖昧さ = 有効性をいかようにもごまかせる要因
に他ならないというのが私の考えです。
投資やトレードの原則や鉄則、その考え方を学べるものという視点であれば、また別の見方も出てきますが、それを「ノウハウ」として批評するのでれば、やはり極めて明確な基準やルールに従い、それによって結果を出せるものこそが
「大金を投じて手にする価値のある情報(ノウハウ)」
だと思うわけです。
よって、私の推奨する情報、ノウハウは、
・トレードの原則や鉄則などを学べるもの
・お金を出すだけの価値があるノウハウを学べるもの
これらに二分される形となるため、それぞれの視点において推奨するものは以下のような形でそれぞれを分けてご紹介しています。
>トレードの原則や鉄則などを学べる書籍、無料講座の一覧
>お金を出すだけの価値があるノウハウを学べる教材、講座の一覧
前者には無料のものもありますので、もし興味があれば、他のブログ講座と併せて目を通してみてください。
あなたにとって「必要な情報」を存分に学んで帰ってください。
以下に、このブログの「目次」にあたるコンテンツ一覧のページをご用意していますので、こちらから「あなたにとって必要な情報(価値がありそうな情報)」を是非、存分に収集して頂ければと思います。>投資家K.U.I(近藤勇一)Official BLOGコンテンツ一覧ページ
タグ:テクニカル分析, ファンダメンタルズ分析, 情報商材